宍道湖に伯耆富士浮き秋澄めり

こちらは宍道湖の秋、町内会でバスを仕立てて数年に一度の親睦旅行に行ったときの句。出雲大社に参拝して宍道湖沿いの温泉で宴会、その後どういうコースだったろう(?)帰りのバスの窓から見た宍道湖はすでに夕景に近かったように記憶している、、、。(2001年秋詠)

秋澄むや句会の窓にビートルズ

当時は時々奉還町のリブラで句会があった。リブラは一階が小さなギャラリー二階から上に句会の出来るような部屋があった。ギャラリーの前が広場になっており、その横に二階へ通じる階段が伸びていた。広場には時々弾き語りをする若い女性の姿があった。ちょうど句会が始まる頃から歌い始め、句会の間中歌声は続いたが、その声は時には句会を忘れて聞きほれるほど良く通る美しい声だった。掲句のビートルズがどの曲だったかは忘れたが、その声だけは記憶に残った。今はこの日曜日の句会は無くなり、あの歌声を聞くことも無くなったが、きっと今もどこかで歌っているのだろうと、奉還町の句会へ行くたびに思う、、、。(2009年秋詠)