早朝を歩くと涼しい。大きく育った稲の葉先のそれぞれに露が宿って光っている。そろそろ穂が出る気配も、、、。(2018年夏詠)
カテゴリー: 2018
病葉の音たてて這ふアスファルト
カラカラに乾いて落ちた葉が熱風に音をたてて転がって行く、、、。(2018年夏詠)
木々の葉を落として耐ふる極暑かな
八月です。暑さに負けずに暑い句を、、、。(2018年夏詠)
路地出れば熱風地獄大通
7月31日、暑い句を続けます、、、。(2018年夏詠)
在庫より出して酷暑の日の句会
句会には出来るだけ当日詠んだ句を出すようにしているのですが、、、。(2018年夏詠)
人は皆陰を伝ひて炎暑かな
昨年の今頃、倉敷美観地区にて、、、。(2018年夏詠)
ほつれ髪首に手ぬぐひあつぱつぱ
昭和は遠くなりにけり、、、。(2018年夏詠)
チリチリと音のしさうな旱草
河川敷公園の芝生です。旱続きで干し藁のように細くなって暑さに耐えています。余談ですが、日照草と書けば松葉牡丹、これは強い!水が無くても平気ですね、、、。(2018年夏詠)
頭沸いて俳句湧かざる炎暑かな
暑いと何もする気になりませんね。熱中症寸前かも知れません、、、。(2018年夏詠)
一夜にて消えし中州や出水川
遠くではっきり見えないが、春にはここ何年か自生した木に桜らしき花が見られるようになり、夏になれば鬱蒼と茂って雉や行々子の声が聞こえる鳥の楽園になっていた。それが、昨年の豪雨の後に見に行くと、一夜にして中州は濁流の下に消えてしまっていた、、、。(2018年夏詠)