氏神へ椿見にゆく建国日

普通の紅い山椿です。神社の薄暗い参道沿いにあります。誰も手を加えないから大きく育っています。沢山の花の紅い花弁と中の蕊の黄色が、薄暗い中で見ると沢山の眼のようでちょっと不気味です。小さな神社です。建国記念日だからと言って何も行事はありません、、、。(2021年春詠)

薄氷の夜明けて凍り始めたる

戸外に置いているバケツの氷です。夜寝る前に見て凍っていると朝はガチガチになっています。寝る前に凍っていないと朝までに凍っても、入っている柄杓を動かせば割れるぐらいの氷になります。立春を過ぎる頃になると朝一番に見て凍っていなくても、次に出てみると微妙に凍っていたりします。薄氷、名前そのものの氷です、、、。(2021年春詠)

日和よき日となる予感春の霜

まだまだ寒くて霜の朝がほとんどです。それでも真冬と違うのは日差のある朝が多くなった事です。冬の間は天気予報は晴れなのに霧で寒くて暗い朝が多いのです。それが最近は天気予報は曇りでも日差のある朝が多くなりました。霜は相変わらずですが、、、。(2021年春詠)