上へ下へ目高の通ふ用水路

我が家の裏を流れる農業用の水路、夏になるとメダカの姿が見られるようになる。昔はザリガニも見られたが最近は見かけない。亀、スッポン、ナマズは今でも年に数回は見かける。蛙はずいぶん数が減ったように感じるが一応見かける。そのいろいろな生物を観察するのも暇人にとっては夏の間の楽しい時間なのです、、、。(2025年夏詠)

捨猫の胡瓜三本添へられて

近所の猫好きの人から聞いた話。ある朝外に出てみると玄関先にダンボール箱が置いてあり、中に子猫が一匹とキュウリが三本入っていたとか。猫のその後は聞いていないが、たぶんその家の猫の数が一匹増えたのだろうと思う、、、。(2025年夏詠)

浚えたる溝の泥よりどぜうかな

ふと思い出した溝浚えの句。溝を浚えて土を路上に上げると時々その中にドジョウがいる事がある。昔子供が喜ぶからと、そのドジョウを一緒に上がった空き缶に入れて持ち帰っていた人がいた。九州出身の男性で、もう亡くなってずいぶんになる。その人の子供が大きくなって、今では町内の力仕事の貴重な存在になっている。お母さんと二人暮らしで無口ですこぶる真面目、、、。(2025年夏詠)