踊子草の名前を知って何年になるだろうか。散歩コースの道端の小さな群がどんどん増えて、今ではそこら中に咲いている。その散歩コースで出会う異国から来た研修生の一団、住居が変わったのか仕事場が変わったのか、最近は一人だけ、、、。(2020年夏詠)
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筍の一枚剥げば一枚青し
昨日に続き古い句です。近所の神社に生えて大きくなりかけた筍、剥く度に鮮やかな緑が、、、。色はきれいですが食べるには、、、。(1998年夏詠)
受け流す風の強弱若楓
町内の掃除で近所の史跡へ行った時の句。こんもりとした小さな丘の上に大きな石碑が建っています。漢字ばかりで読めません。丘の隅っこに一本、楓の木があります。一緒に掃除をした古老が「ワシが子供の頃にはもうあったで」と言われる老木です。掃除の手を休めて汗ばんだ身体に風を感じながら聞く古老の話も楽しい、、、。(2020年夏詠)
トントンと上がる石段花は葉に
トントンと上がれるのはせいぜい十段、とりあえずそこで葉桜を鑑賞、、、。(2020年夏詠)
どの店も五月へ扉みな開けて
ちょっと出かけた街の商店街、通りへ向けた入口がことごとく開いていた。まるで五月の風を呼び込もうとするように、、、。(2020年夏詠)
窓を背の卓に立夏の朝日差す
いつもと変わらない日常も立夏と思えばテーブルに差す朝日の光さえも新鮮に見える、、、。(2020年夏詠)
五月来る始発列車に起こされて
五月です、、、。(2020年春詠)
先生のつましき暮らし豆御飯
ちょっと昔を思い出して、、、。(2020年春詠)
糸蜻蛉止まり直してひと呼吸
最近虫の句が多いとご指摘がありましたがまた虫の句です、、、。(2019年秋詠)
白鷺の湖面すれすれ影連れて
秋になって水の色が濃くなり、湖面を飛ぶ白鷺の白がよく映えます。歳時記では白鷺は夏に分類されていますが、個人的には秋初めのこういう白鷺のほうが好きです、、、。(2019年秋詠)