注連縄を張ると神木になるそうです。神木になると簡単に切る訳にもいかず、やたらと注連縄を張りたがる人が居るから困るんだと、とある会合の席で聞いたことがあります。と言う訳でなかなか手を付けられない、ちょっと力の弱った神木の根方の景、、、。(2018年秋詠)
カテゴリー: 2018
金秋や放課後クラブ賑やかに
近くにあった消防署が移転し、その後が放課後クラブの施設になっています。消防署だった頃も掛け声やら何やらで結構賑やかでしたが、今も日暮れまで子供の声が賑やかに聞こえてきます。普段外で子供の姿を見る事がほとんど無い地域ですが、そこだけは別世界のように子供が溢れています、、、。(2018年秋詠)
実の生らぬ木の実と成りぬ烏瓜
烏瓜が次第に存在感を増しています。実の生らないはずの木にいつの間にか烏瓜が赤く、、、。(2018年秋詠)
美女の裾天下御免のゐのこづち
気の毒に、厄介な物が、、、とネット句会に出したが点が入らなかった句、、、。(2018年秋詠)
老いし母老いし息子と大根撒く
近くに住む両親との三人ぐらしの後輩、長い間畑にその姿を見る事はなく、いつも両親が仲良く畑仕事をされていた。その後輩を畑に見るようになったのが昨年ぐらい。代わりに親父さんの姿を見なくなった、、、。(2018年秋詠)
遠足の園児も保母も赤白帽
とある日に見た遠足の一団、園児も引率の保母さんも赤白帽。園児に周囲に眼を配りながら、保母さんって大変だろうなあとつくづく思うのです、、、。(2018年秋詠)
老釣師釣瓶落しの日を背に
土手の上に見覚えのある車。河原を見るとこれも見覚えのある水を眺める後姿。老釣師。そろそろ鯉釣りのシーズン、、、。(2018年秋詠)
エントランス入れば臭ふ放屁虫
カメムシです。近年多くて困ります。それも巨大でよく臭う。掲句、通っているプールでの句、自動ドアが開いて、入ると同時に、、、。(2018年秋詠)
西の空二つに分けて秋時雨
日々の気温差の大きい秋ですね。それでも確かに季節は進んでいると感じたのが、少し前の急に寒くなった朝です。空半分ぐらいが雲で、散歩途中でいきなりパラパラと雨。秋時雨です、、、。(2018年秋詠)
石橋をくぐる川舟秋の声
倉敷美観地区の川舟、、、。(2018年秋詠)