昨年末ぐらいに庭の椿の木から頻りに鵯の鳴く声が聞こえていました。その椿がそろそろ咲き始めたのですが、見てびっくり!花の先が半分ぐらいしか無い、みすぼらしいのです。そんな花がいくつもあるのです。考えてみるに原因はあの鵯にあるのではなかろうかと、、、。(2022年冬詠)
カテゴリー: 2022
待春のこのまま走りだせさうな
ちょっと暖かくなるとこんな気分になってきます。単なる気分の問題で、実際に走り出すと100mも走れないのだろうとは思いますが、、、。(2022年冬詠)
冬日和キャッチャーミットの音高く
一人吟行の衆楽園に隣接する高校のグラウンドからキャッチャーミットのボールを受ける音が聞こえてきます。晴れているせいか音に張りがあります。高校球児、ガンバレ、、、。(2022年冬詠)
川越えて田を焼く煙春近し
ちょっと早いかなと思いつつ、暖かい日が続くのでこの句を、、、。(2022年冬詠)
ラグビーの雄たけび湯気となり上る
あれから52年、我が母校のラグビー部は今年やっと決勝のグラウンドに立ってくれました。結果は残念ながら完敗でしたが、良い経験になったと思います。これが次のステップに繋がります。夢をありがとう。来年こそは優勝を!掲句は昨年、TVでのラグビー観戦で、、、。(2022年冬詠)
いそいそと待春の猫忙しき
年が明けると急に出かける事が多くなる我が家の雄猫、そろそろシーズンです、、、。(2022年冬詠)
新年会役員改選にて止まる
今日が町内の新年会、新年会とは言うものの、コロナ禍で宴会なしの総会のみです。総会と言えば付き物が役員改選、半ば順番制とは言うものの、それでもなかなか進みません。今年はどうなる事やら、、、。(2022年冬詠)
風花の粒太り来し増えて来し
子供の頃は楽しみでしたね。今でも、、、。(2022年冬詠)
達人と言ふも人の子寒稽古
寒の入りです。寒稽古は寒さとの闘い、足の裏が冷たそうですね、、、。(2022年冬詠)
がいこつの上の薄皮初鏡
昨年の年賀状に使った句。昨年は齢七十歳で迎えた正月、その七十歳を迎えての感慨でした。七十代をどう生きるか、鏡の中の実態を見つめながら日々精進すべし、と大げさに思っていましたが、、、。(2022年新年詠)