どちらも甲乙つけがたい。きれいです。特に冬は、、、。(2019年冬詠)
タグ: 冬の月
煌々と冬月星を寄せ付けず
掲句は昨年の満月。カレンダーを見ると今年の満月は一週間後ぐらいです。昨夜外に出てみると西の山際に上弦に近い月が見えました。冬は月も星もきれいですね、、、。(2020年冬詠)
高々と皇帝ダリア冬の月
旧暦10月15日、満月です。掲句は昨年、高々と咲いた皇帝ダリアに冴え冴えとした冬の月がかかっています。岡山県北の冬は早く、自然のままで皇帝ダリアが咲くことは少ないのです。咲いても寒さに当たるとすぐに枯れてしまいます。昨年はまだ暖かかったのでしょう、こんな句を残していました、、、。(2015年冬詠)
添ふ星のひそかに冬の月天心
元旦の早朝に散歩に出ると、明けかかった空に星を従えた、半月ぐらいの月が光っていました。きれいでした。掲句は一昨年前の冬の満月です。冬の月は秋の月と違って、晒されたような美しさがありますね。寒くてゆっくりとは見られませんが、、、。さて、今日は小寒、いよいよ寒さ厳しく、と例年なら書けるのですが、、、。(2014年冬詠)
地震後の窓に静けき冬の月
鳥取県西部地震があったのがこの年(2000年)の秋だから、それより後の地震に敏感になっていた頃にあった小さな地震だったのだろう、目覚めると窓のちょうど見える位置に冬の月があった、、、。鳥取県西部地震があったのは、出張中の大阪の本社での会議中だった。相当揺れた。会議が終って部屋に戻ると「震源は鳥取らしいで、帰れんのとちゃうか」、慌てて電話を入れたが被害はなかったとの事だった。が、これを理由に早々に切り上げて帰途についた。高速道路はいつもより空いている感じがしたが、被災地へ向う自衛隊や放送局の取材用の車が何台も走っていた、、、。(2000年冬詠)