なんだかんだ言っているうちに一月も最終日。もうすぐ春です。散歩途中で出会う鳥たちの逃げる羽音にも勢いが、、、。(2023年冬詠)
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川越えて田を焼く煙春近し
ちょっと早いかなと思いつつ、暖かい日が続くのでこの句を、、、。(2022年冬詠)
鳥の声春の近きを言うてをり
鳥の声が何となくそんなふうに聞こえるようになりました。数も増えてきましたね、、、。(2017年冬詠)
校庭に弾む子の声春近し
子供は風の子だからいつでも声は元気に弾んでいる。春が近いからと思うのは寒がりな大人だからなのだろう。一時賑やかだった校庭もチャイムが鳴ればまた元の静けさに、、、。(2016年冬詠)
和菓子屋ののれん浅葱に春近し
倉敷の句会へ行く途中で国道429号線からそれて足守の情緒のある古い町並みを抜けて行きます。その町並みの外れにある和菓子屋さん、四季折々の大きな暖簾の色がきれいです。寄ったことは無いのですが、そろそろ鶯餅かな、、、。(2015年冬詠)
日を追ふて濃くなる影や春近し
だいぶ春が近づきましたね。河川敷の散歩で枯芝に映る影がだいぶ濃くなったような気がします。芝に混じる雑草はもう芽を出しかけているようですよ、、、。(2013年冬詠)