単線の駅は小さし栗の花

我が家の裏を走る姫新線は単線です。その昔家を建てようとしていた頃がちょうど国鉄の不採算路線の廃線になっていた頃で、姫新線ももう十年もすれば無くなるような話でした。ところがどっこい、民営化や駅の無人化などを経て、今もなんてことなく走っています。変わったのは駅ですね。駅は無人化になってずいぶん寂しくなりました、、、。(2015年夏詠)

重さうな空をささへて栗の花

大きな栗の木の全体を覆うように白い花が咲いている。その上に深く曇った重そうな空がある。まるで大きな栗の木が空全体を「ヨッコラショ」と支えているように見える。梅雨の空はいかにも重そう、、、。(2014年夏詠)

鬱といふ読めて書けぬ字栗の花

とあるところに漢字の話題があったのでこの句を書きました。昔から読めても書けない漢字が多く、パソコンの恩恵にあずかっている一人です。俳句もパソコンからスタートしましたので、いきなりパソコンで作ることも多いのですが、掲句のような難しい漢字を使った句もなんなく出来てしまいます。場合によってはこのままパソコンから投句可能な場合もありますので、なんとも便利な世の中です、、、。句会になるとこうは行きません、、、。(2012年夏詠)