ごみ出しに眩しき春の日の角度

ごみ出しの仕事は定年後に仰せつかった訳ではない。ずいぶん日の出が早くなったとも思うが、毎日が日曜日の生活で、起きるのが遅くなったのも事実である。ごみ置き場までは車で数分の距離、東にむかう運転席の、ちょうど真正面から受ける朝日は眩しい。(2012年春詠)

一本の百花に余る椿かな

3月11日合歓の会吟行「宏己のぶらりぶらり」での句。今回は早島駅から早島公園を吟行、「いかしの舎」で句会。早島公園に登り、この見事な椿を見たころから雨に降られ、早々にいかしの舎へ移動した。「雨は俳人の味方」とおっしゃる方もあったが・・・。(2012年春詠)早島公園の椿