あの鋭い爪はどこへ行ったのやら、爪をひっこめた手を上手に畳み、おまけにその前を尾っぽでぐるりと、、、。(2020年冬詠)
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寒禽となりて鴉の声尖る
餌も少なくなってきて争う事が多くなったのかな。そうなら鴉とは言えかわいそう、、、。(2020年冬詠)
一羽来て出窓の外の冬の鳥
パソコンに向かっている視界の端っこになにやら動く影、眼を上げると窓の外の生垣に雄のジョウビタキ、こちらに気づいたか気づかなかったか、チョンチョンといくつか枝を渡って、また飛び立って行きました、、、。(2020年冬詠)
排水口どつと吐き出す寒の水
今日が寒の入り、寒い寒い一か月の始まりですね。しっかり乗り切りましょう、、、。(2020年冬詠)
寒泳の温水プール密となる
昨年のコロナ禍でのプール初め、マスクをして泳ぐわけにはいかず、挨拶もそこそこに、、、。(2020年冬詠)
一様に背ナに首置き浮寝鳥
いよいよ大晦日、一年間お付き合い頂きましてありがとうございました、、、。(2020年冬詠)
冬の星一両だけの終電車
いつものとおりコトコトコトコト、乗客の姿は無い、、、。(2020年冬詠)
冬河原青年犬と戯るる
帰省してきた青年とその家の犬だろうか、見かけない青年と犬。こちらは煤逃げ、いつもと時間が違うと違った風景がある、、、。(2020年冬詠)
年用意雑誌開けば手が止まり
これだから時間が足りなくなってしまうのでしょうね。捨てるとなると読みたくなる、、、。(2020年冬詠)
庭手入れ冬日浴びつつさぼりつつ
押し詰まって来ましたね。何とか年内にきれいにと思いつつ、日差があるとついつい日向ぼっこ、、、。(2020年冬詠)