まだ数も多くなく静かですが朝から元気に働いていますよ。朝は地上近くに虫が多いのでしょうね、、、。(2020年春詠)
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歩道まで枝張り出して飛花落花
高い塀の向こうのそれよりも高い桜の木、歩道の上に張り出して、、、。(2020年春詠)
たぎつ瀬に影を消されし山桜
谷川沿いに張り出した山桜、いつもなら花を映す谷川が雨後の増水で荒れた濁川に、、、。(2020年春詠)
自転車の人も上向く花の下
昨年の今頃よく出会っていたアジア系の数人の若者、自転車ですれ違うと片言の日本語で挨拶をしてくれた。気づけばいつの間にか会わなくなっている、、、。(2020年春詠)
囀の続く一駅歩きけり
昨年の風の道(下津井電鉄廃線跡地)吟行での句。集合時間に間があるので一人吟行、囀を聴きながら鷲羽山駅を出発、気づけば次の琴海駅、、、。(2020年春詠)
ワイパーの動けば花の新しく
昨日に続き雨の日の句、桜散る中を車で、、、。(2020年春詠)
溶接のアークの光春の雨
四月です。戸を開けた鉄工所から漏れて来る光。眼には悪いのですが魅力的な光。雨の中だし遠くだから大丈夫だろうと傘の下でしばらく、、、。(2020年春詠)
菜の花やコトコト動く洗濯機
桜もきれいですが菜の花もきれいです。もう少しすると大きくなり過ぎて圧倒されるので今が見頃です、、、。(2020年春詠)
坂道の続く形に山桜
最近はどこに行っても桜が植えてあり楽しめるようになった気がします。この句も道すがら遠目に見つけた山桜、よく見ると山の折れ曲がった道に沿って咲いているのです、、、。(2020年春詠)
三密の一密もなし垣繕ふ
コロナ禍も二年目。掲句は昨年、三密三密と言われ出した頃、生垣の手入れをしながらふと思った句。当然の事ながらマスクはしていませんでした、、、。(2020年春詠)