どういう訳か鳥の声も聞こえてこない。静寂の中で落葉の降る音だけが続いている。時に大きく、時に小さく、、、。(2017年冬詠)
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落葉掃く残る葉数を見上げては
我が家の落葉、もう一息というところまで来ました。庭に明るさが戻って来て、うれしいような寂しいような、、、。(2016年冬詠)
眠り行く落葉大地の色となり
夕方見ると綺麗だった落葉が翌朝掃こうとする頃にはもう色が変化している。落ちた瞬間から湿度や温度の関係で変化が進んで行くのだろうか。あるいは土中のバクテリアの影響なのかも知れない、二三日忘れた所を掃くと下のほうは大地の色に近くなっている、、、。(2015年冬詠)
残像の中の落葉の真つ黄色
視界の隅を鮮やかな黄色が落ちて行きました。瞬間的に銀杏だと確信しました。近くの神社で、、、。(2015年冬詠)
切株の椅子に落葉のひとつづつ
偶然は時として面白い景を見せることがあります。公園の隅に椅子になった切株が三つ、その切株のそれぞれの上に落葉が一枚ずつ、誰かが置いたわけでもないだろうに、、、。(2015年冬詠)
落葉掃く犬を箒でどかしつつ
もう落葉が始まりました。当分落葉掃きが日課です、、、。(2015年秋詠)
停留所落葉のベンチ一つきり
429号線で見た停留所tです。もちろん、バスを待っている人は無く、、、。(2014年冬詠)
水清し流にそはぬ落葉なく
西川緑道公園での句。当たり前、、、。(2014年冬詠)
白壁の向かうに落葉掃く音か
白壁はもちろん倉敷美観地区、その向こうに続く箒の音はきっと落葉を掃いているのだろうと思った、、、。(2014年秋詠)
百枚の落葉百態花水木
庭の木々も少しずつ落葉の時期がずれています。今はハナミズキが盛んに散っています。少し捩れた形の葉っぱはそれぞれが異なった形と色をしています。紅い中にまた模様があって、落葉の数だけ楽しめます、、、。(2013年冬詠)