我が家には畑と言えるほどの広さが無いので育てられないのですが、皆さん上手に育てられていますね。白菜、大根、キャベツ、人参、豌豆もそろそろ蔓になり始めていますね、、、。(2010年冬詠)
投稿者: 牛二
冬麗や話題豊富な雀どち
賑やかですね。何をそんなに話すことがあるのでしょう、、、。(2015年冬詠)
ひとところ水脈の輝き鴨の陣
もう五日ぐらいになるだろうか、老釣師が毎日同じ場所に陣取って鯉を狙っている。邪魔にならないように会釈だけで通り過ぎるのだが、数メートル過ぎたところで川を覗くと三尺ぐらいはありそうな大鯉がかすかに尾びれを動かしながら身を潜めている。ひょっとして老釣師が何日も狙っているのはこの大鯉かも知れないと思い、老釣師のほうを見るとじっと糸の先の水面に集中して、こちらも動かない。まるで鯉と老釣師の間に一本の緊張の糸が張られているような気さえした、、、。(2015年冬詠)
鷺一羽おのが影突く冬の川
日差しの関係からちょうどそんな感じなのかな?と思ったりした時の句です。夕暮れが早く、冬は散歩の途中で日が落ちてしまいます、、、。(2015年冬詠)
湯豆腐や帳場に響く京言葉
ああ、京都でした。何となく思い出しました。団体旅行ですから名前ばかりの京料理ですが、雰囲気だけは楽しめました、、、。(2000年冬詠)
冬桜ガイド掲ぐる団体旗
これも古い句です。ガイド、団体旗と言えばバス旅行、どこへ行ったんだろう?と自分でも詠んだ時の記憶がない。そんな事を考えながら見ていたら近くに答の句がありました。それは明日のお楽しみ、、、。(2000年冬詠)
母さんのしつぽで遊ぶ小春かな
今日は11月30日、旧暦では11月2日、小春は旧暦10月の異称とあるから正式には違うようですが、、、。(2000年冬詠)
石蕗咲いて社の森の鳥世界
古い句ですがこれも昨日と同じく神社風景です。近くにある作楽神社の神楽殿裏の石蕗の花、周囲の高木からは鵯の声が姦しく、、、。(2010年冬詠)
鳥の声賑やかにして神の留守
11月の神社はどこに行っても鳥の声でにぎやかです。高い木の上で鳴いているのはほとんどがヒヨドリではないでしょうか。神の留守を知っているのではないかと思ったりします、、、。(2015年冬詠)
凍雲や太古海てふ街の空
私の実家は山の中ですが、実は太古の昔は海だったのです。それが証拠に近くの山の上には丸い小石を含んだ岩がたくさんあります。貝の化石が出るのもその証拠ですね。掲句は倉敷阿智神社から街並を眺めて詠んだ句です。昔海と言ったって我が田舎に比べれば若い若い、なんて強がったりして、、、。(2015年冬詠)