街中の公園の片隅にあるベンチ、そぼ降る雨の中、忘れられた帽子、、、。(2020年冬詠)
月: 2022年1月
大寒の空気ふるはせ杭打たる
冷え切った朝の空気を震わせて響く工事現場の杭を打つ音。昨年の大寒、、、。(2020年冬詠)
初場所の気になる明瀬山の腹
初場所もあと五日、そう言えば昨年の初場所でこんな句を残していた。久しぶりに幕内で見た明瀬山、あの体型がなんとも言えず魅力的でつい応援したくなったものだが、それもつかの間、今年の初場所ではもう幕内にも十両にも姿がない。もう一度応援してみたいが、、、。(2020年冬詠)
寒施行まだかと狸顔を出す
我が家の裏を走るJRの線路の土手がちょうど我が家の一階の屋根ぐらいの位置です。その線路伝いに時々やって来るのがタヌキ。下から見上げると警戒心の薄そうな顔でしばらくは逃げもせずこちらを見降ろしています。他にもキツネやらイタチやら。川にはヌートリアもいます。愛嬌のあるのはやはりタヌキでしょうね、、、。(2020年冬詠)
眼で話すことにも慣れしマスクかな
「目は口程に物を言う」とはよく言ったものだと思う今日この頃。早く収まって欲しいものです、、、。(2020年冬詠)
太白と競ふ明るさ冬の月
どちらも甲乙つけがたい。きれいです。特に冬は、、、。(2019年冬詠)
ゆく人も来る人も影冬の霧
早く霧の季節が終わってほしいと思う今日この頃です、、、。(2020年冬詠)
見て飽きぬ重機の仕事日脚伸ぶ
少しずつですが日が長くなっていますね。昨年にも似た句を載せたのですが、こちらのほうが良いのでもう一度、、、。(2020年冬詠)
期せずしてなりし煮凝一品に
我が家の食事はこんなものです、、、。(2020年冬詠)
すれ違ふ寒波来ること挨拶に
寒いですね、、、。(2020年冬詠)